ベトナム研修6日目
今日は朝すこし体調の悪さは残っていましたが、なんとか個人訪問先であるFFSCを訪れることができました。
朝はバスを乗り継いでいこうと思いましたが、結局乗り換えが難しくタクシーを使いました。タクシーの運転手の方がとてもやさしくて、おつりがないからといって安い値段にしてくれたりしました。
事務所に到着してからは担当の方にFFSCの概要を説明してもらいました。
FFSCのはじまりや、それから規模が大きくなっていったこと、創設者の奥さんが日本人ということもあり日本とのかかわりが大きく、支援者も日本人がダントツで多いそうです。
貧困家庭の子供が地方から出稼ぎにきて、住民票などがないために学校教育が受けられず、教育がないためにちゃんとした職に就くことができず、貧困が連鎖していく負の悪循環などを知りました。
そして実際にセンターに行き、子供たちの様子をみてきました。小1から小5のクラスと5クラスあり、どのクラスでも歓迎の歌をうたってもらったり、みんなにこにこしていて手を振ってきたりと、とても貧しい家庭で生活が苦しい状況を想像できないくらいみんなフレンドリーで明るい子供たちだったことに驚きました。
しかし、まだ教室が狭かったり、借りている敷地はもうすぐ返さなければならないなど、安定した教育の場を与えられていないという問題点なども発見し、まだまだ支援はいくらあっても足りないのだと痛感しました。
その後、事務所にもどり、ベンタイン市場までバスでもどりましたが、バスターミナル付近で急に携帯をひったくられてしまいました。
あまりの速さで取り返すこともできず、注意力が足りなかったのかなと思いました。
残りの生活携帯なしになりますが、なんとかがんばりたいです。
中間報告会ではペチャクチャ用の写真がなくなってしまったので発表することができませんでした。今までとってきたベトナムでの写真がなくなってしまったこと、悲しいです。
みんなの発表を聞いて、疑問に思っていたことが似ていたりして聞いていてとても楽しかったです。
研修半分がすぎましたが残りも充実したものになるといいなと思います。