ベトナム研修8日目
今日は朝4時半起きをして朝ごはんにバインミーを買ってから、サイゴン駅に行き、ドンナイ省へ鉄道で向かいました。
朝こんなにはやく行動したのははじめてだったので、まだ暗くて夜みたいでした!
そして鉄道に乗ってみると、やはり普段は遠くのハノイのほうなどに行く人が乗る列車なので、しばらくの別れがあるのか泣いている家族同士の姿などがみれて、とても悲しい気持ちになりました。
鉄道を乗るのはこの研修でははじめてということでとてもいい経験になったと思います。景色はすこし市内から離れた田舎のほうへ向かっているかんじで、のどかな眺めでした。
ドンナイ省はまたホーチミンとはちがった雰囲気で、いつもとちがう風景を見ることができました。
まずシスターさんが営んでいる幼稚園を訪問しました。訪問したときから体操をみんなでやっている姿がとてもかわいらしかったです。それがおわると教室へいってそれぞれの年に合わせた活動をしていました。そこの幼稚園は3歳~5歳が対象でした。
3歳のクラスではわたしが入るとみんなこちらに注目してしまっていたので、わたしも体操を一緒にやろうと必死でした。そのあとシャボン玉や風船を先生が渡してくれて、子供たちと遊ぶ機会を作ってくれました。
5歳のクラスにいくとみんな力もとっても強くなっていて、遊ぶのが本当に大変で、子供たちはとてもかわいいけど、先生たちの体力に感心しました。1クラスに2人しか先生がいないということでとてもみきれる数ではないし、ここの幼稚園に入りたくても入れない子供たちもいるということでまだまだ人手が必要だし、課題がたくさんあると感じました。
また、日本の幼稚園にあるような行事はたくさんおこなえているわけではなく、これから子供たちのため、親との交流のためなどにも改善していくための行事が必要になってくるということを知りました。
その後は、教会へ訪問しました。教会に行き、実際に行われている活動をみたり、宗教についてもお話を聞ける機会はめったにないので本当に貴重な時間となりました。
お墓をみたり、ほかにも教会内を見学したり、話を聞く中で、なかなかこのベトナムの社会で宗教を前面に押し出していくのはむずかしいということも知りました。
夕方のミサははじめてみたので驚きましたが、1番は平日の夕方なのにあれだけの子供たちが1つのことを信仰するために集まってお祈りしている姿はなんだか不思議なものでした。
みんな教会に入るときは一礼したりと、宗教の尊さを改めて実感することができました。
1日内容たっぷりでしたが、こんなに濃い経験をできてよかったと思います。
1日おつかれさまでした!